
資格更新講習会 開催報告
第 48 回資格更新講習会 開催報告
2026年度:初回の資格更新講習会は、申込者152名(来場受講23名、Web受講129名)、事務局5名ほかで開催しま した。次回の資格更新講座は2026年11月7日(土)に開催します。
1.開催日時、会場の御案内
講習日時:2026年6月27日(土)10時~15時50分
講習会場:東京都豊島区北大塚1-13-12 全経会館 3F大会議室 <Web配信併用>

2.講習会<次第概要>
(1)講演:「資本コストや株価を意識した経営の実現(東証からの要請への応え方)」
講師:一般社団法人株主と会社と社会の和 代表理事 一般社団法人 機関投資家協働対話フォーラム 代表理事・事務局長 山崎直実 様

要旨:2023年東証が上場企業に対し、「資本コストや株価を意識した経営の実現」に関する方針と対策の開示を要請しました。多くの日本企業がPBR1倍割れの現状を踏まえて出された、いわば当たり前すぎる通知ですが、急遽、対策を検討し、開示が進む日本企業の状況をみて、資本市場も反応。日本株は日経平均5万円を超える株高となりました。しかしながら、その対策の多くは、小手先のものです。本当の意味で資本市場から必要とされているのは、投資家が成長を確信できるような価値創造ストーリーです。本講演では、投資家がどのように企業を評価するか、評価ポイントに対応した価値創造ストーリーとは何か。どのように構築して開示すればよいかをまとめます。

(2)講演:「グループ・ガバナンスの在り方と内部監査上の留意点」
講師:矢治公認会計士事務所 代表 公認会計士 矢治博之 様、三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行営業推進部 顧問、株式会社チェンジホールディングス 取締役監査等委員、株式会社AVILEN 監査役、美和ロック株式会社 監査役
要旨:グループ・ガバナンスの概要および要点、内部統制・コンプライアンス・ディスクロージャーの関係性、最近のグループ・ガバナンスに関する不祥事事例、グループ・ガバナンスの整備上の留意点、ならびに内部監査をする上での参考情報などを解説いたします。
参考:最近のグループ・ガバナンスに関する不祥事事例<その1~3>

(3)講演:「名証市場の特徴及び取引所審査の動向について」
講師:株式会社名古屋証券取引所 上場推進・企業サポートグループ長 部長 中村秀昭 様
要旨:名証市場の概要や特徴について、東証市場との違いを交えてご紹介させていただいた後、上場審査における審査項目の詳細や審査のポイントについて、実例を挙げながら具体的にご説明いたします。
参考:1.名証市場の概要と特徴
2.上場審査基準および上場審査プロセス
3.審査項目の詳細と審査のポイント
新興市場を中心に5大審査項目ほか
※・新規上場時の会計不正事例を踏まえた取引所の対応
その他

(4)講演:「AIの利活用に伴う内部統制、内部監査、ガバナンスのあり方」
講師:日本大学大学院 徳仁教授、金融庁/企業会計審議会委員:内部統制部会長、日本公認会計士協会 堀江正之 先生
要旨:AIの利活用に伴って生ずるさまざまな課題について、内部統制、内部監査、さらにはガバナンスの視点から、多角的に検討してみたいと思います。
AIの利活用の局面では、従来のIT内部統制、IT内部監査、ITガバナンスといったアプローチでは対応できないさまざまな課題を内包しています。AIの利活用に伴うリスクは、従来のITの利活用に伴うリスクとは異なった捉え方が必要となってきています。機会の側面についても同様です。このようなリスクと機会の特質に留意しながら、AIの利活用に伴う内部統制、内部監査、ガバナンスのあり方についてのポイントを解説したいと思います。
(5)その他:事務局より情報ご提供
弊会経営支援事業報告、日本ガバナンス研究学会などの年次報告、法務・会計、監査・内部統制分野に係る時事テーマ、新刊書籍紹介、事例報告・情報提供を予定しています。
※・・次回、第49回資格更新講座<2026年11月7日(土)開催>で、またお会いしましょう。
