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資格更新講習会 開催報告

第 39 回資格更新講習会 開催報告 

今期最初の資格更新講習会は、申込者108名(来場34名、Web受講74名、事務局等5名除く)で開催しました。次回の第40回:資格更新講座は2023年11月11日(土)に開催します。本講習の要旨と補修について、遠隔地の通信教育受講者には講習資料の御送付、研修会(少人数ゼミ)参加者には事務局が伝達を行います。

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1.開催日時、会場の御案内
■ 講習日時:2023年7月1日(土)10時~15時40分
■ 講習会場:東京都豊島区北大塚 1-13-12 全経会館 3F 大会議室 <Web 配信受講併用>

2.講習会<講演内容>

(1)講演:「IESBA倫理規程の改訂・内部統制実施基準の改訂について」

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講師:PwCあらた有限責任監査法人 財務報告アドバイザリー部パートナー 越田 勝 様

​   PwCあらた有限責任監査法人 財務報告アドバイザリー部マネージャー 野村 豊 様

要旨:

2022年より適用されている「職業会計士のための国際倫理綱領(IESBAの倫理規程)」の改訂ポイント及び2024年より適用が予定される「務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに実施基準」の改訂ポイントについて講習いただきました。

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(2)講演:「開示すべき重要な不備の動向分析とコンサルティング事例」

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講師:株式会社アクトナレッジ 代表取締役(日本経営調査士協会:専務理事) 杉本 亮 様


要旨:

2008年4月以降の事業年度より導入されたJ-SOX制度も2023年4月で16年目に入った。その間、制度のスリム化に舵を切る時期もあったが、大企業の財務諸表の粉飾および誤謬は依然として一定程度発生し、「開示すべき重要な不備」を開示する企業は、現状でも年間50社程度で推移しています。さらに、近年は評価範囲外での「開示すべき重要な不備」が増加傾向にあり、米国SOX制度の見直しも踏まえて、2024年4月より「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準・実施基準」が抜本的に改訂される運びとなりました。今回の講義では、前半で「開示すべき重要な不備」について、J-SOX導入以降の開示企業の推移、近年の動向および分析結果について解説するとともに、後半では弊社クライアントにおけるコンサルティング事例を通して、上場企業が陥りやすい「不備」の内容とその対応策について説明いただきました。

(3)講演:「最近のIPO市場動向および審査の要点」

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講師:みずほ証券株式会社 公開引受部長 渡邊仁人  様


要旨:

IPO動向、証券会社引受審査・取引所審査に係わる動向・要点・今後の課題を学ぶ。

<主な講義内容>
Ⅰ.最近のIPO市場の動向
Ⅱ.東証市場区分について
Ⅲ.東証プライム市場における実質審査基準
Ⅳ.実質審査基準のポイントとケーススタディ
Ⅴ.<ご参考>
 改訂コーポレートガバナンス・コードの概要
Ⅵ.<ご参考>
 2022年度および2023年度の新規上場会社一覧
 以上の諸項目を説明いただきました。

 

(4)報告Ⅰ:「企業における人事・労務の重要ポイント 」

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講師:アイ社会保険労務士法人 代表社員 土屋信彦 様


要旨:

人事・労務で押さえておくべき基本と重要ポイントについて、コンプライアンス
的観点などを説明いただきました。

 報告Ⅱ:「『介護事業者のBCP策定』刊行から学ぶリスク管理」

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講師:合同会社JMCA 顧問 鈴木正士 様


要旨:

講師は、2024年から義務化される介護事業者向けBCP策定ガイド刊行を刊行するが、リスクマネジメント・内部管理体制の観点からBCP対応を学ぶ。
BCP策定支援の項目は、配布した作成書式を自習いただきます。

(5)講演事業委員会報告

 会員&有資格者 交流会・・・講習終了後、有志参加の懇親会を開催しました。

※・・次回、第40回資格更新講座<2023年11月11日(土)開催>で、またお会いしましょう。

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