事務局便り12月(平成28年12月吉日)
早くも歳末を迎えますが皆さんにとって今年はどの様な年でしたか?事務局ではこの時季1年の教育成果を振り返り、また来年の課題を着実に熟して行きたい。会員・受講者・受験者・資格者様の増加は当然ながら、それ以外の一般の方へのテキスト・DVD教材等の頒布も重要であり、日々、教育内容の刷新に衷心努力をして行きたい。来年も宜しくお願い申し上げます。
事務局便り11月(平成28年11月吉日)
弊会「上級IPO・内部統制実務士」の公式テキスト(中央経済社)現行版2冊が当月それぞれ再増刷になる。監修書籍が完売頒布は嬉しい限りであるが、次回の改訂版の刊行計画を考えると悩みも尽きない。しかし監査法人・金融機関・コンサルティング機関の各界の先生方に御苦労いただいた書籍であるし、書籍の頒布は広報の一貫でもあり、また弊会の経営教育の水準を周知する媒体でもあるから、誠に有難い慶事です。
事務局便り10月(平成28年10月吉日)
IPO・内部統制実務士試験の受験申込者累計が500名(合格者数は330名)になる。また今回の上級資格試験で、標準資格合格後に上級2資格も合格された「完全制覇者」が誕生した。このような優秀な会員資格者には、協会の推薦で上部団体や友好学会の諸行事への参画もいただき、将来的にIPO内部統制の最優秀な実務家、名CFO、監査役として御活躍いただきたい。本年度は「日本再興戦略」が正念場となった。企業統治の在り方だけでなく、経営本来の「真の顧客志向に立脚した戦略経営」をしているのかどうか?あと数年で勝負(生存・成長)がつくのではないか?経営管理の現場では、更に優秀の専門家が強く求められている。
P { margin-bottom: 0.21cm } -->事務局便り9月(平成28年9月吉日)
平成28年8月末の第18-8回IPO・内部統制実務士試験の標準・上級試験合計54名の受験者数は、これまで最多(第7回)の48名を超えることができた。ただ今後も教育・試験の内容をより充実させていく必要がある。資格認定(試験の合否判定)だけでなく、継続して資格者・会員として弊会に在籍いただき<実務責任者>として御活躍いただけるようにするのが、弊会の使命である。
事務局便り8月(平成28年8月吉日)
先月は、古参会員、遠方会員、物故会員(の奥様)から、著作・句集の寄贈があった。会員諸氏の各専門分野の業務活動は周知のこととして、文才多芸な御活躍が拝察できて嬉しい限りである。私も諸先輩を見習って、将来自分自身の趣味・事績・研究事項をまとめてみたいものだ。 さて秋シーズンからの講習会・研修会でも、法令・規則・諸基準などガッチガチのテーマばかりでなく、私見・所見を交えた諸研究のもと戦略論・会計論・監査論も入れて行きたい。経営は経験科学なのだから、新たな考えと試みを行うことで、新たな活路も見えてくるものだと思う。
事務局便り7月(平成28年7月吉日)
激動の平成28年6月<経済減速観・日米金融当局の動向・消費税増税問題・英国EU総選挙等から為替・株式・債券市場が乱高下>が過ぎた。本年来の株価下落・為替変動の諸要因(中国・資源原油安・国際紛争・米利上げ・新興国経済低迷等)は、いまだに引き続いており心配の種は尽きず、リスクの本質である不透明感は全く払拭されない。 この7月は、選挙を軸に政策の動向でまた金融市場の乱高下が見られるだろうが、個々の企業は、それぞれの使命感<事業目的>をシッカリ果たしていってもらいたいものだ。勿論、弊会も個々の会員・資格者各位も同様だろう。
事務局便り6月(平成28年6月吉日)
本年来の株価下落・為替変動(中国経済減速・資源原油安・国際紛争・米利上げ・新興国経済低迷等)につき、リーマンショック時のように会報に「特集記事」を書こうと思ったが、やはり東京市場を除く世界主要市場の戻りが早く見られ、今後に不安があるものの危機的な兆候とまでは言えないようだ。消費税引き上げは再延期のようだが問題は年半からだ。内外の政治課題、災害対策、経済減速等(前述)が深刻化すれば、今以上に日本経済への打撃となるだろう。企業の不祥事が多々報じられ『「カタチ」だけのガバナンス』批判も聞かれる。今後は着実に求められたカタチを有意実践し改善工夫して経営力を高めていくべきだ。
事務局便り5月(平成28年5月吉日)
経営支援時に「内部統制には人財をかけられない!」「ガバナンスの強化に意味があるのか?」等の意見も聞く。不正防止・経営品質向上のためでもカネやヒトは有限だ。ただ今度の三菱自動車事件は「会社の存続リスク」に直面しており、今更ながら不正を防げなかった内部管理の不備は命取りになった。不正で得た収益は遡って賠償すべきで有限の天井はないはずだ。
事務局便り4月(平成28年4月吉日)
平成28年1月からの株安で世界のIPOは4割減との報道があった。株価の変動による影響はやむをえないが、企業の不正会計・不祥事による上場審査(コーポレートガバナンス・内部統制等経営管理体制審査)の強化による影響もあるという。本末転倒な現実だが、資本市場の信頼性を確保するためには、よりシッカリした上場準備が今後は強く望まれる。
事務局便り3月(平成28年3月吉日)
平成27年度(上下両期)試験を終え累計の受験者数が436名に達した。経営教育事業であるから、受講及び公式テキストや通信教材を使いながらも未受験の方もおられるので、当初の顧客確保500名の目標には到達できたのではないかと思う。今後も試験委員各位の御支援をいただき、協力団体様と連携をいただきながら、業務・実務に役立つ活動を継続して行きたい。
事務局便り2月(平成28年2月吉日)
報道によれば全上場企業で「独立社外取締役の選任」が(82%)進んでいる。ガバナンス向上の要諦は経営トップの資質・自覚、企業風土の改革である。要するに一朝一夕には実現できないということだ。さて1月の資本市場は年初発激動の1か月だった。…資源安・世界的リスクオフと円高・米利上反動・中国経済減速・外資流出…想定した悪材料が見事に重なったが月末のECBと日銀の表明で反騰し、半値戻しで月末を迎えた。災厄は忘れたころにやって来る。改めて「リスクマネジメント」の重要性を再認識した次第である。
事務局便り1月(平成28年1月吉日)
協会は、平成28年4月の新年度を迎えると「創立満59年」いよいよ還暦まで約1年になったわけだ。私自身も、協会の経営を継承、調査研究事業の執行、現行の資格認定に従事して10周年を迎える。思えば、HP開設、徽章復刻、入会審査・試験実施の再開、経営支援事業の活動など10年前から着実に実施してきたが、本誌のような会誌等の編集も、勿論、出来不出来は当然あるが、大きく刷新した事業である。今年は、会員・資格者の寄稿を多数受け付けたい。
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